2014年7月8日火曜日

夏に飲みたい泡 ~チーズとのマリアージュ~

 
 
先日社内でワイン勉強会が行われました
 
 
今回のお題は…
 
 
夏に向けて飲みたい泡
 
 
 
 
 
 

ヴァンムスーのポルト・ディヴィーヌ
 
 
 
 
 
 
ロワールの自然派ぺティヤン エポレ・ジュテ


そして今回特別に
 
 
 
アンリ・ボワイヨのクレマンド・ブルゴーニュ・ブラン・ド・ブラン
 
 
ドメーヌ・デ・ゾビュイジエール ヴーヴレ・メソッド・トラディション
 
 
を用意しました
 
 
 
 
 
テキストは手作り
 
泡の種類、シャンパンの製造方法、料理とのマリアージュなど
 
 講義は1時間半にもわたりました



マリアージュというとなんだか難しそう…


という印象を持たれている方も多いようですが


実はシャンパンなどの泡ものは


基本的に何にでも合うと言われています


といっても


チーズに関しては全くのド素人の私
(ワインに関してもまだまだあまちゃんですが…)
 
 
そこで今回は神戸のチーズ専門店の


REIMS(ランス)さんとフロマージュMiuさんにご協力頂きました


 
 
 

Miuさんでは、シェーブルのサントモール・ド・トゥレーヌ・モローを購入


もともとヤギのチーズが大嫌いだった私


フランスのトゥレーヌ地方に住んでいた際に


フレッシュタイプのものを食べ、シェーブル・チーズの虜になりました



シェーブルって苦手…という方も多いですが


今回はなるべくフレッシュなものをお願いしていたため


独特の臭みもなくとても食べ易いと大好評でした


シェーブル・チーズを作らせるとフランス一番のモローさん作


若いうちはヨーグルトをマイルドにしたような酸味


熟成すると深い味わいになります


ロワールのエポレ・ジュテ(シュナンブラン品種)やクレマンド・ロワールに合いますね




 



 
 
そしてREIMSさんでは、シャウルス・フェルミエ(右)を購入
 
 
ここでシャウルスの歴史を少しお話しましょう
 
 
 
12世紀頃、名前の由来ともなっている
 
シャンパーニュ地方の「シャウルス」という町の修道院で
 
誕生した歴史と伝統のあるチーズです
 
 
フランス語で「シャ」は「猫」
 
 「ウルス」は「クマ」という意味で
 
この町の紋章は猫と熊がモチーフとなっています
 
なんだか熊に注意の看板に見えます…
 
 
ちなみに皆さんフェルミエって何のことかご存知ですか?
 
 
フェルミエとは、農家を意味しており手作りチーズのこと
 
 
フェルミエになると通常のものより少し値段が上がります
 
 
肝心な味はというと…
 
 
ほのかな酸味とキノコのような香りを持ち、口溶けがよく
 
その後の口のキレのよさがシャンパンや白ワインとの相性抜群です!
 
 
チーズは、全3種類
 
 
クリームチーズにマンゴーやメロンのドライフルーツを加えたものも
 
 
低価格ながら大好評でした!
 
 
 
 
 
 
それ以外は
 
いちぢくのドライフルーツやチョコレート、生ハム4種
 
(切り落とし、イタリア産プロシュート、スペイン産ハモンイベリコ・ハモンセラーノ)
 
近藤亭きっしゅやさんのキッシュ・ロレーヌをご用意
 
 
 
 
 
 
 
 
勉強会が終わる頃にはほろ酔い気味
 
 
 
 
皆さんも
 
 
お店でワインを飲むのもいいですが
 
 
時にはワインに合わせておつまみを買い
 
 
家でワインと料理のマリアージュを愉しんでみてはいかがでしょうか?
 
 
シャンパンとキムチは合わない…と言われていますが
 
 
真相は…??
 
 
ぜひ自分なりのマリアージュを愉しんでみて下さいね♪