2013年6月6日木曜日

パン・ド・ロデヴ


”パン・ド・ロデヴ”

この名前を知ってる方はかなりのパン通かも。。。



南仏ラングドック地方のロデヴ(Lodève)の町に古くから伝わる計量も成形も

されずに焼くことで知られているパンです。

パイヤス(パン籠)の中で発酵されることから、パン・パイヤスとも呼ばれているそう。

実は今このパンを見直す為普及委員会が設立され、

パン業界では超重鎮の3名が定期的に講習会などを開催されております。

今回行われた会の講師は




長年帝国ホテルで働かれ、現在は千葉で自身のお店を経営されておられる

金林氏です。(ボワ・ドール オーナー)




食感は外はサクッ中はしっとり。

噛んでいくと甘みが生まれ本当においしいパンです。

この会の技術顧問の方々は、このパンを正しく日本に普及させていくことを目標に、

10年という歳月を懸けて色々な行事を行っていかれるそうです。

ちなみに私もなぜか理事に選ばれており、ワインの分野で協力をさせて頂いております。





一般の方と共にパンを作った後、みんなでそのパンを食べながら

軽い食事とワインで乾杯です。


本日のワインは”クレマン・ド・ロワール ドメーヌ・デ・ウアー”

シュヴェルニの地でビオディナミ農法を行いながら

自然なワインを造り続けている家族経営のドメーヌです。

シャンパン製法に感じるトースト香とベストマッチ!


皆様もこのパンを見かけたら一度チャレンジして見て下さい!!