初訪問でフランス以外の国には未出荷の生産者。
こちらの写真のご主人はフィリップ・テシエでお勉強。
奥様はヴァンサン・カレム、フランソワ・シデーヌでお勉強。
4年前からこの場所でワイン造りに励んでおります。
2人で造っていることでまだまだ生産は少量で3~4千本程度。
ブドウジュースはカプリヤードやオリヴィエ・ボノームに卸しています。
現在2017年は樽で発酵中。
まだ収穫してまもなくな為ジュース感が強いです。
どこでもそうですがこの時期に試飲すると
味わいはまさにリンゴジュース!といった感じです。
こちらはまだサンプル段階のワインです。
白品種はソーヴィニヨン、シュナン、シャルドネ、ムニュ・ピノ。
ソーヴィニヨンの糖の乗り方が抜群でぐびぐびいけます。
こちらは今年の収穫状況。
右に品種名とケース数。ケースは10kgの籠ですので
ピノ・ドニスの3ケース(30kg)は超~少量ということになります。
収穫も終わり秋が近づき葉っぱも綺麗な色付き。
この時期に赤っぽく色付いているのは”ガメイ・タンチュリエ”。
普通葡萄は黒ブドウでもジュースは白い(薄緑)ですが、
この品種はジュースまで赤い珍しい品種です。
少し見づらいですが血のように濃い赤紫です。
もっと季節が進むと葉は紫色に近づきハーブティーにして飲まれるようです。
彼が所有する葡萄樹は古いもので1920年代と
かなりのヴィエイユ・ヴィニュです。
現在現地のレストランなどにもほとんど販売しておらず
ご近所さんなどを中心に買ってもらっているようですが
そろそろ輸出なども考えているようです。
早ければ来年頃には日本に紹介出来るかもしれません。
奥様が手掛けるラベルもキュート。
これからがますます楽しみな生産者です!
著SHO