2012年12月27日木曜日

西麻布 ”レストランオオハラ”さん


いつきても静かで落ち着いた街、西麻布
六本木からすぐにありながら下町風情を残しつつおしゃれで高級なお店が並んでいます。

その地にお店を開いてもうすぐ13年目!

”OHARA ET CIE”



六本木通りを1本中に入るとこちらの看板。お店は地下1階にあります。



入り口のドアを開けると・・・



白で統一された店内。清潔感があり表は吹き抜けとなっている為圧迫感を感じることなく食事が出来ます。

こちらのシェフの大原さんとはオープン前からのお付き合いでなんと13年になります。
弊社扱いの”ユーロ・カーヴ”もお使い頂いており、13年間休むことなく動き続けております。

場所柄ボルドーやブルゴーニュとレストランらしいアイテムにシェフの好きな自然派ワインも幾つかラインナップ。

そして2013/1/2より

”ドン・ペリニヨン2003 特別ディナー”を開催されるそうです。

こちらのディナー超破格値で
ドンペリ1本(グラスじゃありませんよ)にオードブル、スープ、お肉、デザート付きでなんと2名

”26,000円(税、サ別)”でご提供。 まさに赤字覚悟です!

銀座辺りの高級店に行けばドンペリだけでその位とられちゃうかもです。

但し先着30本だそうですのでお早めに!!

クリスマス忙しかった方はこの機会に如何でしょうか?

レストラン OHARA ET CIE
港区西麻布1-11-15B1
TEL03-5785-3485


2012年12月25日火曜日

LE VERRE VOLÉ À TOKYO


ついに日本上陸です!
パリで自然派のビストロとして超有名なお店

”ル・ヴェール・ヴォレ”

が東京目黒に誕生しました。

パリ本店の影響を受けたワインバー、ビストロは日本に数多くあり、一つのスタイルを作ったお店として大きな存在となっております。
そんなパリ本店にて勤務されていた宮内氏が満を持して出されたお店がこちらです。




今ではワインボトルに価格を明記してワインリスト代わりにするお店は幾つもありますが、ヴェール・ヴォレのスタイルを真似たところも多いのではないでしょうか。

内装も本店を思わす少しくたびれた(いい意味で!!)感じでまったりとした非常に落ち着く空間です。この日はウィークデーにもかかわらず満席。家族連れや会社帰りのサラリーマン、男性同士(友達ですよ!多分)勿論カップルと、だれもが入りやすい雰囲気があります。


現地で経験されているだけありワインのチョイスはさすがの一言。きっちりと押さえてあります。

物腰の柔らかい宮内さんのサービスとお料理が疲れを癒してくれ明日への活力を与えてくれます。
VERRE=グラス VOLÉ=飛ぶ(盗むの意味もありますが)
まさにどのテーブルもワインが飛ぶように飲まれており沢山の笑顔が溢れていました。
久々に降り立った目黒駅の権乃助坂方面。これからは頻繁に通うことになりそうです。


Le Verre Volé à TOKYO
目黒駅大鳥神社方面へ目黒通り沿い歩いて10分

2012年12月19日水曜日

TEPPEN 三軒茶屋


今勢いのある店舗展開をしている”てっぺん”グループの一つ

”TEPPEN 三軒茶屋”さん訪問です。

三茶をご存知な方は分かると思いますが、世田谷通りと246に挟まれた一体は独特の雰囲気をかもし出しており、渋谷から電車で5分と近いのですがまさに昭和にタイムスリップしたような雰囲気です。

こんな裏道にあります。
 
お店のすぐ近くには は〇な愛さんのお店があります。多分始めて来る方はこのラビリンスに驚かれること間違いなしです。


少し奥まった狸小路のような所にあるので、このメニュー表&ワイン樽が目印です!



ワイン樽を発見し中に進むと次はこの看板が見えてきます。

                              こちらが入り口です

中に入ると沢山のワインに囲まれたカウンターと、奥にはテーブル席。(オープン前の準備中だった為画像はなしです) 
決して広くはありませんが、ワイン居酒屋としては落ち着ける雰囲気。勿論ワインは自然派!!好きな人にはたまらない品揃えが所狭しとならんでおります。

                            ランジュ・ヴァン フーテンブル

やはりこの時期は泡もので乾杯は如何でしょうか?すっきり辛口ロビノのペティヤン!!
きめ細かいアンセストラならではの優しい泡。食欲が刺激されおいしい料理が沢山食べれます。
しかし心配御無用!! こちらのお店は料理もとてもお安いですから。
このお店に来たら足の先から頭のTEPPENまで自然派に浸っちゃってください!!

                                                      世田谷区三軒茶屋
                                                     WINE&BAR TEPPEN

                              分かりやすい行き方は映画館の間の道を入って突き当たりを左

2012年12月11日火曜日

弟がやって来た

新しく生まれた弟が到着です。


 
 
2011年の"LA DIVE BOUTEILLE"で出会ったワインです。 
 
 
造っているのはジョフロワ・マルシャン。かなり若い生産者でコルビエールにある60人位しか住んでいない小さい村で、畑を借りてせっせと農作業をしているそうです。
 
2011年のディーヴの様子です
2011年は使われている品種が非常に興味深く
グルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブラン、シラー、カリニャン でグリとブランを使っているところがそそられます。収穫量も20HL/HAと脅威の低収量。しかも格安ときております(ここがポイント)。


                                 奥が兄貴です。

なんとなく雰囲気は近い気がしますが、見た目弟はシンプルに生まれ変わっております。シンプルになった分エチケットに使われている紙の質は向上しております(笑
まだまだ到着したての為安定感に欠ける恐れがありますので、もう少し落ち着いてからお客様と試飲したいと思います。兄同様期待を裏切ることはないと思います。



右に鎮座されているのはお笑い界で言えば先輩にあたるヴェデペ兄さんです。
なんとなく風格を感じますね。どちらもジョフロワ父さんが育てた秘蔵子達です。

見た目はポワン?とした感じですがどちらも南仏らしく頼もしいお味に仕上がっております。
これからの季節にはぴったりの味わい!兄弟共々よろしくお願いします!!

 
DOMAINE ETOILE DU MATIN(CORBIERE)
G-VIN2011
VEDEPE2008





2012年12月5日水曜日

パリの恩返し


先日久しぶりにエリック氏とK嬢と再会。勿論ワイン関係の仕事をされている方で情熱溢れるパワフルな人です。。
今年の3月にパリにて素晴らしいワインと食事をご馳走になったことを思い出しました。

10万越えの品揃え

一介のサラリーマンではなかなか飲めないであろう品揃えです。個人的にはギレーヌ・バルトーのシャンボール(真ん中)がめちゃめちゃタイプでした。DRCなんて次はいつ飲めるんでしょうか(泣


ピジョン

残念ながらレストランの名前は忘れてしまいましたが、ビストロ風の店構えながら内容はレストラン並みで、”ネオ・ビストロ”的な料理を出すお店でした。


                                  デセール

テュイルの下には何があったのでしょうか。記憶に御座いません。

こんなご馳走をしてくれた方を日本で何処に招待しようか迷いましたが、やっぱり和食ということでお魚専門のお店へご招待。鯛のカブト煮の味がお気に入りのようでした。

その後飲み足らず富ヶ谷にある超人気のワインバー”アヒルストア”さんへ。運よく一樽空きがあり(樽がテーブル代わりで立ち飲みスペース)エリックのお気に入りで知り合いでもあった今は亡きマルセル・ラピエールのモルゴンで乾杯。

ビール→日本酒→焼酎→ワインと久々に飲みすぎ気がついた時は家のコタツの中。
エリックは何処へ・・・。

2012年11月29日木曜日

初台にて実食


以前ブログでご紹介しました初台の”ATTITUDE"さん。
無事にオープンされ今回は食事にお邪魔させて頂きました。


前回の訪問時はオープン前の為工事中でしたが、おしゃれな外観が完成しておりました。
入店した時はお客様は私達だけでしたが、みるみるうちに満席に!!あっという間に人気店になっておりました。

オードブル
前菜は野菜の盛り合わせをオーダー。見たことないようなお野菜など全て新鮮で有機な物を直接農家さんから買い付けていらっしゃるようです。

                               自家製ソーセージ

さすが4年間のドイツ経験があるだけあってこのソーセージは絶品でした!中が柔らかく肉汁たっぷり。ソースも相性ばっちりでした。

                                   仔羊

メインの一つ仔羊。他にも頂きましたがよく撮れていいるこちらをアップ。焼き加減も抜群でおいしゅうございました。

                           たまにはドイツワインでも・・・

名前は忘れてしまいましたが今日はドイツワインで。すっきりと軽やかなワイン。基本いつもフランスワインばかりなので、このような店に来なければなかなか他国のワインは飲まない為いい機会になりました。

おしゃれな空間と物腰の柔らかいシェフとマネージャー。これから熟成するともっともっといいお店になっていくでしょう。ひっそり静まり返った夜の初台商店街に、賑やかで楽しい空間がまた一つ生まれました。

2012年11月22日木曜日

いざ西荻窪へ

人気の中央線エリア、その中でもディープな場所”西荻窪”

駅前には昭和の雰囲気漂う飲み屋が連なっており、その一角を抜けたところに最近移転して新たにオープンしたビストロ&パン屋

”LA PREMIERE POUSSE” さんにお邪魔しました。

外観
 

もちろん自家製のパンも販売中

以前ご近所でパン屋さんを営業されていましたが、移転と共に食事とワインを提供するお店に様変わり。ランチの営業と夜はビストロ料理と自然派ワインを提供するお店へとなりました。

                                夜の食事メニュー

                                   ワイン


まだまだオープンしたばかり。これからより充実した品揃えになっていくでしょう。
グラスワインも¥400~と非常にリーズナブル。仕事帰りなどに軽く1杯やるには懐にも優しく使い勝手のいいお店です。また西荻に素敵なお店が誕生です。


続いて向かったのは
”ORGAN”さん
                                  オルガン

やはりこちらのお店を語らずして西荻の自然派は語れないでしょう。
突然訪問しましたが、偶然オーナーのK氏は昨日フランスから帰国したばかり、ドンピシャのタイミング。10件以上の生産者を訪問されたようで、疲れていながらも早速お店に出られているところはさすがです。
世田谷の下馬には”UGUISU"も経営されており超人気2店舗はその衰えを知りません。

ウチで入荷即完売したジェローム・ギシャール(ギィ・ブランシャール最後の仕込み)のワインがまだありました。次の入荷は全く未定です。来店して在庫があれば即飲み!!お早めに。

2012年11月20日火曜日

ラ・ルネッサンス・デ・アペラシオン

2007年以来久々の開催となりました
 
”LA RENAISSANCE DES APPELLATIONS 2012”
 
 

場所は前回と同じ飯田橋にあるアグネスホテルさんです。
60の生産者のワインが各国から集いとても賑やかな試飲会となりました。

ルネッサンスといえばとりあえずこちら
相変わらず精力的に飛び回っておられるニコラ・ジョリー氏。この日もあちらこちらで質問攻め&サイン攻めにあっておられました。

本日こちらに来た目的は、この会場に参加できなくなってしまった

"Domaine Catherine et Pierre Breton"

の代役でございます。

 
                              ニュイ・ディヴレス

最近ちょっと試飲をしておりませんでしたが2009のニュイ・ディヴレスはいい感じに飲み頃を迎えております。SO2の添加はゼロ。

                                  トリンチ!
 
こちらも状態完璧でしたね。ブルトンのワインは入荷当時は長い旅路の疲れか、ヘソを曲げて”あれ”っと感じることがありますが、たっぷりと時間を置くととんでもなく化けてくれます。
 
                               エポール・ジュテ
 
カトリーヌ(奥さん)が造るしっとりジューシーなペティヤン。ピエール(旦那さん)が造るワインとは正反対で、女性特有の繊細さと芯の強さを持った泡。クリスマスなんかにぴったりです。
 
後半は一般の方に開放され普段ではあまり経験出来ない沢山のワインを生産者を前にして皆さん楽しそうに飲んでいらっしゃいました。生産者と直接会話しながら飲むのはまた格別ですね。
 
普段から飯田橋界隈は在日フランス人が多いことで有名ですが、それにも増してフランス人率が高くなった一日でした。
 
 
 



2012年11月14日水曜日

AUX AMIS 丸の内


ワイン好きで知らない方はいないのではないでしょうか。
今では銀座界隈を中心に池袋、上野、東京ソラマチにも出店され、スペインバールや日本料理も経営されている”AUX AMIS WORLD”さんです。

そこで本日の訪問は丸の内にあるブラッスリー・オザミさんとヴァン・ピックルさん


ブラッスリー・オザミ
 


ヴァン・ピックル

 
外観はどちらもパリにあるビストロっぽさ全開です。
地上1階にブラッスリー、地下1階にはヴァン・ピックルとその日の気分でどちらでも楽しめます。
 
ガッツリな気分の時は1階のブラッスリーで、みんなでワイワイ居酒屋気分の時はB1ヴァン・ピックルで楽しい時間を過ごせます。
 
自然派中心の品揃えですが、料理に合ったコストパフォーマンスに優れたワインが色々と揃っております。
 

 
 
こちらの2店舗と銀座の本店、丸ビルのレストラン、パリのワイン食堂と色々とお邪魔させて頂いたことがありますが、全ての店舗それぞれ個性的で色々な使い方が出来るお店造りがされています。社長ご自身のフランスでの経験を活かされ、フランスに住まれていた方や行ったことがある方はきっと懐かしさを感じるに違いありません。
 
 
 
コスパ抜群の”エステザルグ・コンブ・ド・マール”も2店舗で飲めます。”マゼル”もありますので、是非料理と一緒に楽しんで下さい!!
 
 
 
 



2012年11月9日金曜日

銀座4丁目のCAVE FUJIKIさん

銀座4丁目と言えば銀座三越。
・・・いえいえ自然派ワイン好きはやっぱりCAVE FUJIKIさん。


4丁目交差点の晴海通りを築地方面に1分。三越さんを超えたところを左に曲がればこのエントランスは見えてきます。ガラス張りの入りやすいお店で、従業員は皆さん女性です。


完璧な温度管理の下保存

素晴らしい品揃えで沢山の顧客を抱えておられます。定期的にワイン会も開催されており、先日私も”ランジュ・ヴァン”のワイン会を開催させて頂きました。


                           ランジュ・ヴァン ジャニエール

女性目線からの分かり易いポップ付き。

銀座の地に昔から根付いているお酒屋さん。時の流れと共に銀座もどんどん姿を変え、藤木酒店さんもCAVE FUJIKIに様変わり。おしゃれで現代風の造りですが、販売しているワインは小規模農家の生産者が中心で、銀座の街とは違いビルもない田舎町で一生懸命造られた個性溢れるワイン達です。高級ワインが似合う街で、あえてあまり知られていない小規模生産者のワインを紹介しているCAVE FUJIKIさん。それには理由があります。是非お立ち寄り下さい。きっと新しい出会いが待ってます。

2012年11月2日金曜日

3ヶ月ぶりに

ようやくまちに待ったワインの再入荷です。

ドメーヌ・アルノー・コンビエ

確か2、3年前に引っ越した家


サン・ヴェランの奥深くに自宅兼醸造所を完備した家に数年前に引越し、全ての作業をこなすことが出来るようになりました。自宅では馬と犬と猫が出迎えてくれます。ちなみに彼の自宅の下には
現”プリューレ・ロック”の醸造長が引越して来て、共にワイン造りを刺激しあっているようです。

小さい馬?ポニー?多分ポニーかな
                               アルノー・コンビエ氏

アルノーに会うのは今回で2回目。相変わらずの男前で背も高くモデルのようです。隣に並んで写真を撮るときは若干背伸びをしてしまいます。泣

                                                                                          試飲ワイン

サン・ヴェランをメインとしてプイィ・フュイッセ、赤ではマコンなんかも造っております。
なんといっても彼の造るワインはピュアでミネラル豊富なところです。酸を包み込むような粘土質からくる丸みが全体を形成しており、その厚みは驚異的です。この地域では今間違いなく一番のってる生産者といえるでしょう。アルノー曰く「2010年はようやく自分の目指す一つのスタイルが確立された年」と言った通り2008年から飲んでいる私としても、この2年でワインの持つポテンシャルは急激に変わったと感じました。

                           ようやく手に入れた念願のカーヴ

あまりの人気に完売が続き3ヶ月ぶりの入荷!個人的にもまちに待ったワインがようやく皆様にお飲み頂けます。これから必ず光り輝く存在となるでしょう。それを見守り続け応援したいと思います。皆様宜しくお願いします!!

入荷ワイン・・・サン・ヴェラン マンドリエール 2011
         サン・ヴェラン ベルナルディーヌ 2010←このヴィンテージ最後の20ケースです!
         プイィ・フュイッセ 2011
         マコン・ルージュ 2011(DOM.SAMOEL) 新入荷
  

2012年10月31日水曜日

毎年恒例の・・・


毎年この時期に開催している小島洋酒店様主催の展示試飲会


若干肌寒さを感じる10月下旬の山形に到着。立派な駅から広がる街並みはいつ来ても変わらない雰囲気です。毎年山形にお邪魔しておりますが、過去に3度駅前の道路が洪水になった程の大雨に見舞われたり、その年一番の大雪で身動きとれなくなったりとお客様には日仏S=天災のイメージがついているらしく、若干歓迎されてないような雰囲気が・・・。

展示試飲会場

毎年同じ方がいらっしゃったり新しい方が来られたりと、和気藹々な雰囲気が好きです。

                               エステザルグ&ピトン

場所柄お安めのワインで統一しております。

                         シャン・デ・トレイユ ヴァン・パッション

ボルドービオ。ポンテ・カネの醸造家による抜群の味わい。

その後出展者の皆様と反省会兼打ち上げ。1年間フランスで修行されていた方のレストラン”オジェ”に集合。名前を聞いて「あれ?」と思いましたが、やはりパリの”カーヴ・オジェ”が好きでそちらでワインを購入されていたそう。カウンターメインの小さなお店ですが、料理もワインも充実した素敵なお店でした。山形に行かれた際は是非!!場所は駅前の香澄町にございます。
今回の出張は天災無く無事に終了です。