2013年8月27日火曜日

ボジョレーヌーヴォー2013 ドメーヌ・ペール

早いものでもうボジョレーヌーヴォーの話題。
日仏は2007年に出会って以来ドメーヌ・ペールのボジョレーヌーヴォー一筋です!

ドメーヌ・ペールは1900年から続く歴史あるドメーヌで、
ビオロジック農法には2004年から本格的に取り組んでいます。
殺虫剤、除草剤、化学肥料はもちろん使用せず、
自然を尊重したビオロジック農法で栽培されたブドウはいきいきとしています。
畑には色とりどりの花が咲き、虫たちも自由に飛びまわり
それぞれがそれぞれの役割を果たすことで自然の力でブドウが育つという仕組み。
人間が余計な物を加えなくてもいいんですね!
                     
                 
 
 


その品質は各方面から定評があり、あの自然派ワイン界のカリスマ
ヤン・ロエル氏がドメーヌ・ペールのワインを樽で購入していたり、
フランスの国民的新聞「フィガロ」誌は、 「一瞬たりともためらうことはない。
うまいなんていうものではない!素晴らしい!の一言に尽きる」と評価していたり。。。

実際このワインを採用するに至った経緯も、
我々日仏スタッフが新しいボジョレーのワインを探したい!と
何本かのボジョレーワインを取り寄せ試飲を行った結果、
全員満場一致でドメーヌ・ペールのワインを選んだという!
そんな出会いからだったのです。
もちろん試飲前はまだこの様な評価を全く知りませんでした。

ちなみに昨年のヌーヴォーは・・・
甘くふくよかな果実香
ヌーヴォーといってもしっかりとした濃い色合いで滑らかさのある口当たり
フレッシュでピュアな果実味、けれども決して酸味先行ではなく
ブルーベリーや生チョコのようなまったり感もあり
スミレのような香りも感じられる・・・ そんな印象でした。

今年のヌーヴォーは・・・
8/20時点のペールさんからの速報によると、
ブドウが色づき始めたそうです。
病気なども発生せず良好な収穫が望めそう!とのことです。
収穫は9月末を予定しているそうなので、引き続きブドウ達の成長を
影ながら願う日々となりそうです。

最後に、ドメーヌ・ペールのヌーヴォー収穫風景を少し・・・・

 




 

 

2013年8月23日金曜日

待ってました~


ようやくサヴォワから新しい仲間が到着しました。




CELLIER DES CRAY CUVÉE RAIPOUMPOU
                                                                   
こちらのワインは3月にパリで食事をした”CHÂTEAUBRIAND”というレストランで

一目惚れしたワインです。

その時注文したギャルソンさん曰く「丁度昨日入荷したところだよ!」

ということで、まさに運命を感じた1本でした。



キャップシールは見た目昔ながらのスタイル(ゴム入りタイプ)。

現地で飲んだイメージですが、軽い粘着性がありながらもするっと流れ

塩分を感じるミネラリーな味わいは、ピシッと1本筋の通ったイメージで

雑味を感じさせない非常に実直でまじめな印象。

他にも幾つかアイテムを生産されていますが、こちらから確認したところ

残っていたのはこのキュヴェだけでしかも240本のみのチョ~貴重品。




ちょっとズングリしたボトルもキュートです。


2006年にAdrian Berlioz氏が始めたドメーヌで、2.5haだった畑は現在4ha。

りんご栽培や蜂蜜も手掛けているBerlioz夫妻。

今後も見守り続けたい新しい生産者発見です!!




 



2013年8月13日火曜日

危険なラベル


なかなかネタがないブログですが

今回はちょっと変わったラベルのワインのご紹介。

これは普通に販売されても問題ないのでしょか?




ファビアン・ジューヴ氏がカオールで造っているワイン

”MAS DEL PÉRIÉ  YOU F○CK MY WINE?!”

という名前のワイン。(さすがにストレートに書けません。。。)

名前の由来はジュランソン・ノワールと呼ばれる品種をこよなく愛するファビアン。

しかしINAOがファビアンに「ジュランソン・ノワールでワインを造るな!」

と指摘し、その言葉に怒りを覚え、ロバート・デ・ニーロのファンであった

ファビアンは、彼の映画”DID YOU F○CK MY WIFE?”にヒントを得て

この名前を名付けたそうです。INAOに対する反抗の意味なんですね。

ビオディナミ農法で造られており醸造も完全に自然派。

カオールにしてはなめらかで酸を兼ね備えた素晴らしいバランス。


そしてこんなラベルも

”TU VIN PLUS AUX SOIREES。。。”

こちらもワイン名にも描かれているお面にも意味があります。

説明は長くなるのとブログで表現するには過激すぎる為

割愛させて頂きます。ただフランスのテレビ番組に由来しております。

フランスに住まれていた方はピンと来る方がいるかもです。


実はこれらのワインは在庫少量の入荷。

人気次第では今後も続けてみたいワインですね。

どちらにしてもこのキワ物のラベルを作って世に送り出す

ファビアンに会ってみたいと思うのは私だけでしょうか・・・。

2013年8月2日金曜日

予約が取れない店 "トリウオ"

 


神戸、そして東京にも展開している
 
鶏と魚とワインが楽しめるお店
 
『トリウオ』
 
 
予約が取りにくいことでも有名で
 
いつ訪れても満席!
 
一週間前から張り切って予約を入れ
 
行って来ました♪

 
今日は神戸で大人気のお店
 
『Toliuo トリウオ本店』

のご紹介です



まずは付き出し
 
『自家製!クリームチーズムース』
 
サクッサクのバゲットと一緒にいただきます




魚に足が…!まさにトリウオ!!(鶏魚)

お次は名物の
 
『気まぐれタパスの盛り合わせ』



2名様分1000円! コスパ高いです!!
 
 カボチャのバニラ風味や
 
卵のアンチョビソース
 
手羽先のスモーク などなど
 
どれも手の込んだ料理ばかり
 
 こちらはシェフの気まぐれで
 
その日に仕入れた食材によって変わるよう…
 
毎回何が出てくるのか楽しみになります
 


『特選!赤鶏もも肉の たたき』
 
 
こちらは大根おろしとポン酢でいただきます
 
火加減がなんとも絶妙!!
 
生でも食べられる新鮮な淡路の朝引き鶏
 
ヤミツキになること間違いなしです
 

 
 
『冷製トマトのカッペリーニ トマトコンソメのジュレ』
 
夏の〆にもってこいの冷静パスタです
 
 
チーズとお酒のあての盛り合わせ
 店長と仲良くなれば
飲み比べもさせていただけるかも?!
 
 
そしてなんといっても
 
こちらで楽しめるのがワイン
 
お手ごろな価格で様々な種類のワインが楽しめます
 
 
じっくり時間をかけて作り上げられた
 
『しっとりガトーショコラ』 
 
デザートとしてもワインのお供としても◎
 
好みに応じてワインもお料理も出してくれるので
 
安心しておまかせできます
 
 
そして最後はデザート
 
 

 
 『フォンダンチーズケーキ バニラアイス添え』
 
 フォンダンといえば、ショコラ…
 
いえいえ、こちらのチーズケーキ
 
食べた瞬間に衝撃を受けます!
 
あっつあつのとろーりとろけるフォンダンに
 
冷たいアイスとのコントラストが最高の一品です
 
 
 
旧居留地近くの一角にある隠れ家的存在
 
ぜひ美味しいタパスとワインが飲みたくなった際には
 
ふらりと寄られてみては?
 
 
 
 
【Yakitori&tapas Toliuo 本店】
 
住所:神戸市中央区三宮町2-5-6 NKビル2F
電話:078-391-1454
営業時間:17:30~24:00(無休)
 予約がベター