2014年10月30日木曜日

収穫祭


この日はヴァンダンジュの前日。
ソーヴィニヨン・ブランの収穫は先週終了しており
明日に控えたカベルネ・ソーヴィニヨンとフランの確認で畑へ



見た感じでは十分に熟しみずみずしくておいしそうです。


こちらで糖度を計ります。
先っちょに葡萄を搾って液をのせ中を覗くと数字と目盛があります。
12度を越えていると収穫OK!

色々と場所を変えて計っていきます。
だいたい12度~13度ちょいといった感じ。
明日の収穫には問題なさそうです。


こちらはフランボワーズ。
フランソワの広大な庭には色々なものが育っています。
今日の夜に沢山のお手伝いの人が来る為、
こちらを収穫してデザートを作るそうです。

葡萄の収穫の前にこちらで練習。


10分位でこんな感じ。
二人でやったのでこれが二つ。


摘み終わった後キッチンに運ぶ途中に奇妙なものを発見!
中には肉やら野菜やら魚などが瓶詰めされています。
聞かなかったですがきっと自分たちで作った日本のイメージでは
缶詰のような保存食でしょう。


夜になるにつれ続々と人が集まってきました。
近辺地域からパリ、遠くはイギリスの人まで!

今日はもりもり食べて飲んで騒いで!!明日大丈夫?
著SHO


2014年10月22日水曜日

美食の都 "LYON"






トゥールからTGVで3時間

 1年間だけ留学していたリヨンへ出発です
 

パリからTGVで約2時間です
 
 
フランス南東部に位置し
 
 
都市圏としては第二の規模を持つリヨンは
 
 
ポール・ボキューズやアラン・シャペルの名が飛び交う美食の都

絹の街、金融の街、ハイテクの街…など
 
 
様々な称号が付けられています
 
 
 
 
 
 
ローマ時代からルネッサンス時代の建物がいまに息づく旧市街
 
VIeux Lyon(ビューリヨン)と呼ばれる古い町並みは
 
 
ユネスコ世界遺産に登録され
 
現在はリヨン随一のグルメ街となっています
 
 
 
 

休日のランチは観光客や地元客でいっぱいに!
 
安くて美味しいリヨンの郷土料理を食べたくなったら
 
Bouchon(ブション)へ行くのが定番ですね
 
 
リヨンの郷土料理
 
カワカマスの練り物「クネル」や
 
牛の胃のカツレツ「タブリエ・ド・サプール」
 
リヨン名物のソーセージ「ロゼット」など…
 
 
大衆食堂といわれるブションでは
 
手軽に質の高い料理がお腹一杯楽しめます
 

 
本物のブションロゴマーク
 
そんなブションですが
 
余りにも「ブション」という名前が名物化し過ぎて
 
偽ブションも出現したことで
 
2012年からはブションの保護団体が
 
ブションの定義に基づいた認定マークが発行し
 
本物のブションにはロゴマークを貼られているそうです
 
 
リヨンの伝統料理
 
例えばソシソンという太いソーセージ、クネル、タブリエ・ド・サプールなどを
 
店で調理して提供すること
 
ワインはボジョレーとコート・デュ・ローヌのものを出すことが条件だとか…
 
伝統を保つには色々していかなければならないのですね
 
 
 
そんなブションがたくさんある

Vieux Lyonの近くには

サン・ジャン大司教教会や
 
14世紀の天文時計や大きなステンドグラスが見所の
CATHEDRALE SAINT-JEAN
 
 
 
ベルクール広場
 
待ち合わせに場所に良く使われる
PLACE BELLECOUR
 
フルヴィエールの丘とフルヴィエール大聖堂 
 
などなど数々の観光名所があります
 
 
 
BASILIQUE DE FOURVIERE
 
 

 
 
 

中はフランスのカテドラルの中で一番綺麗といっても過言ではないほど
モザイクや大理石などの宝飾が施されている







フルヴィエールの丘からの景色は最高です
 




ベルクール広場の近くには

フランス最優秀職人としての称号

MOF(Meilleur Ouvrier de France)を獲得した

ジャン=ポール・ピニョル氏(Jean-Paul Pignol)が創業したお店

『Pignol』があることでも有名です




1954年7月創業


1Fは喫茶

インテリアもオシャレ

階段をのぼると…

ランチ時には人がたっくさん!




老若男女に愛されています


サーモンのタルタルサラダ

リヨンの街並みが描かれたエチケットのワイン
1本15,50€…高っ!
さすがMOF獲得パティシエ
デザートが洗練されており綺麗
もちろん味も絶品です

Pignonではイートインの他、近くにテイクアウト店もあります


量り売りで高級惣菜が手軽に買えるのが人気で

こちらもランチ時には長蛇の列ができます



キッシュはソシソンがたくさん入ったリヨネーズと
サーモンほうれん草

天気の良い日は

Pigonolでテイクアウトして

ピクニック


フランス滞在時には

そんなランチもいかがでしょうか
















 


 

 

2014年10月17日金曜日

ヴァンダンジュが始まりました!!



10月を迎えヴァンダンジュの季節がやってまいりました。
ロワールのナチュラルワイン生産者
ドメーヌ・グラン・クレレのフランソワ・ブランシャールさんから
お声掛けを頂きヴァンダンジュに参加してきました。


5月に会って依頼5ヶ月ぶりの再会です。
着いた日はヴァンダンジュ前々日の夕方6時過ぎ。
ヴァンダンジュは週末の土、日を利用して行われます。
沢山の人のお手伝いがないと出来ない為週末でないと難しいそう。


フランソワのワインファンの一人、パリで小さなビストロを経営してる
ジャン・ピエールが毎年みんなの食事作りの担当です。


明日から色々と忙しくなるため、この日は簡単な食事と
午前中訪問したエミール・エリディア(モントリュー)に頂いた
ワインを飲みながらまったりと過ごしました。(勿論フランソワのワインも)

フランソワは基本ビオ食品しか口にしない為、
こちらの食べ物も全て自家製。
なんと子供のお昼も給食は食べささず弁当を持参させてるそうです!!





デザート?には庭で取れた栗。
少し切れ目を入れて専用の鍋を使って火で炙れば出来上がり。




朝5時起きであちこち動きまわった為、今日はフランソワの用意してくれた
こちらのお部屋でお休みですzzz

2014年10月15日水曜日

エコなワインでピクニック!

日仏商事で輸入しているワインの中に
ペットボトル容器に入ったワインや、
パウチ容器に入ったワインが何種類か
あるのをご存知ですか?

今ではあちこちで当たり前の様に
売られているペットボトル入りワインですが、
弊社が輸入を始めた頃はまだどこも輸入しておらず、
手探り状態で販売を始めたのが懐かしい思い出です。

また、パウチワインもまだまだ珍しい存在です。
箱に入って蛇口が付いた大容量の
ワイン(バッグインボックス)はよく見かけますが、
場所を取る外側の「箱」を取り払った
パウチだけの姿なのがスマートですね!















ワインは、環境に配慮したオーガニック農法で
丁寧に作られている上に、
ペットボトルやパウチ容器に入っているので
軽量で輸送時のCO2排出量の削減を実現!
まさにエコなワインとはこのことですね!


軽くて持ち運びに便利なエコワイン・・・と
言われるとやっぱりピクニックやバーベキューなど
アウトドアシーンで楽しみたくなりますよね!
そこで、先日、日仏社員でエコなワインを
持ってピクニックに出かけました!
実は、弊社ホームページに近日アップされる
「エコなワインについて」の特集に
使う写真撮影も兼ねていたのですが、
晴天に恵まれ、皆で持ち寄りしたおしゃれで
美味しいお料理、ワインについつい仕事を
忘れてしまいそうでした。

緑と木漏れ日の中、カメラマンの指導のもと、
手タレ組が乾杯のポージング!














モデル気分で緊張しながら色々ポージング!
でも顔は写りませんよーーー笑











撮影が一段落し、ワインが進み、
会話もはずむ楽しいピクニックタイム。




 
 
美味しい持ち寄り料理が大集合!
おしゃれな写真が撮れました!













ピクニックに持参したワインの詳細や、
作り手のお話、「エコなワイン」の楽しみ方など
詳しい情報は、近日中にアップされる
日仏商事ホームページをお楽しみに!
⇒ http://www.nichifutsu.co.jp/










2014年10月7日火曜日

フランス ロワール地方 "トゥール"


 
 
パリからTGVで1時間
 
 
ロワール地方 "Tours (トゥール)"へ行ってきました
 
 
 
 
パリ・モンパルナスからサン・ピエール・デ・コール行のTGVは
1時間に1本走っています


 
トゥール市役所
 
 
長年住んだ街は、行くというより帰る感覚
 
帰国してから早3年…
 
久々に訪れるとかつてはなかったトラムウェイが走っておりました
 
 
すっかり都会化
 
ロワール地方とはいったいどんなところなのでしょうか
 
 
5年のときを過ごした第二の故郷の紹介です
 
 
~・~・~
 
 
 
王侯貴族の豪華絢爛な古城が点在するロワール地方は
 
"フランスの庭"と称されるほど
 
豊かで風光明媚なエリア
 
 
パリから1時間とは思えないほど
 
自然がたくさんあり空気が澄んでいます
 
 
 
フランス語が最も綺麗に話されており
 
留学するには適した場所とも言われています
 
 
そしてなんといっても数々の古城で有名なロワール
 

ロワール河流域の800㎞に渡る一地帯は
今に生きる文化的景観として
2000年よりユネスコ世界遺産に登録されています
 
 
中央に流れるフランス最長のロワール河にそって数々の街が栄え
 
中世には王族貴族たちこぞって優雅な城を築きました
 
現地ツアーで1日観光で城を巡るツアーもあり
 
パリから日帰りで行けるのも便利ですね
 
 
 
そんなロワールでは
 
美味しいワインがあることでも有名です
 




 
 
 
今回はトゥールから東へ車で約1時間
 
 
ヴーヴレのワイナリー巡りに行ってきました
 
 
 
 
ロワール地方でも優れた白ワインを生産しているヴーヴレ
 
 
甘口から辛口、スパークリングワインまで
 
幅広い味わいのワインを製造しています
 
 
原料ぶどうはシュナン・ブラン品種のみですが
 
醸造の仕方によって様々な味わいのワインとなります
 
 
ソーテルヌのような貴腐ワインも出来れば
 
シャブリのようにキリッとした辛口も造れて
 
さらにシャンパーニュのようなミネラル感たっぷりのスパークリングも出来る
 
 
1つの銘柄でこんなにも幅広い味わいが造られる産地はありません
 



とりあえず色々試飲




多くのフレーバーのジュースもあったり

シャモー(らくだ)ビールなんかも


 


 9月は暑くもなく寒くもなく
 
生活するのに
 
とても気持ちのよい気候のフランス
 
 
次回は日仏が扱うメヌトゥーサロンや
 
ソミュールなどのワイナリーも回ってみたい
 
そう思ってしまう旅行でした

 

テラスで飲むワインは最高です




メヌトゥーサロン




 
お次は、リヨン!
 
 
どんなワインが出てくるか…
 
 
乞うご期待です!