2015年11月25日水曜日

セバスチャンに感謝


何度もこの辺りは訪問してますが
今回初の泊まりとなりました。

アンジェ


お医者さんの学会か何かの集まりがあったようで
ほとんどのホテルが予約で埋まっていましたが
運よくとれたホテルはシャトーの真ん前!
ラッキーでした。


この日の午後訪問したセバスチャンにお勧めのレストランを聞いたところ
早速予約を入れてくれたのがこのお店。

”au Gout du Jour”


モダンな感じのネオ・ビストロ的な造りです。


こちらのメニューから2品か3品を選ぶプリフィクスです。
私の記憶では価格はかなりお手頃だったと思います。
2品で20€位、3品でも30€位だったと思います。

どれもこれも美味しそうでしたが


前菜はセップを使った料理。

そしてメインは


Canette!(仔鴨の雌)です。
こちらのお料理かなり絶品です。
もしアンジェに来られた際は1度は行って見て下さい。
2泊してれば2日ともここに来ていたと思います。
勿論ワインは全部ナチュールです。

ワインはこちら。
エチケットは見えませんが日本では見かけたことの無いワイン。
現在生産者に問い合わせ中です。
美味しい料理の思い出と共にとても記憶に残ったワインです。

近い将来日本で紹介出来ることを祈っている次第です。

著SHO

2015年11月20日金曜日

1週間で2度も・・・


もともとは別のお店に行く予定でしたが
そちらは19:00の時点で立ち飲みながら満卓(オープン19:00!!)
予約も出来ないところの為あきらめてこちらのお店へ

”Le Garde Robe”


パリに着いた初日に食事後プラ~ッと寄ったので
この日でこの旅2度目の訪問となりました。
1軒目に予定していた店から比較的近く予約なしでも
この時間なら大丈夫かな~と思いましたが大丈夫でした。


とりあえずデシェンの泡で乾杯です。


あまりお腹も空いていませんでしたのでワインメインで食事は軽く。。。
と言ってもこちらはワインバーの為軽いつまみしかありません。


 
クロックムッシュ ガルド・ローブ風
リエット
フロマージュとシャルキトリー
どれもこれもワインに合う味付け。
適度な塩分でワインが進みます。


久々にセット・リュンヌ頂きましたがやっぱいいですね~。
以前こちらに会いに行く為に雪の残る山道を命がけで
訪問したことを思い出しました。

他にも数本頂きましたが結構リーズナブルです。

お店の中はいつの間にか満席になり熱気で包まれ
暑さのあまり外に出ると小雨がぱらついていましたが
表で飲むワインはまた格別。
となりのRACINE2も満席の様子。

パリの自然派はどこも元気です!!


condoléances a paris 
著SHO

 















2015年11月18日水曜日

ヴァンダンジュ体験♪

 
 
S氏とは別行動で、私Hもフランスへ行ってきました!
 
 
関空からCDGを経由してトゥールーズへ
 
 
そして車で約1時間、リムーまで走りました
 
 
 
去年の2月にミレジムビオで初めてお会いし
 
 
入荷してから人気のジャン・ルイ・ドゥノワです
 
 
 
 
 
 
まずは試飲から・・・と思いきや
 
 
MRC(濃縮葡萄果汁)実験から始まりました
 
 
MRC自体には味はないらしいのですが(私は少し甘みを感じましたが・・・)
 
 
これをワインに加えると味わいが大きく変わります
 
 
 
 
まずは何も添加していないextra brutを・・・
 
 
これだけだと少しアグレッシブで甘みは一切感じられず
 
 
牡蠣や生魚のカルパッチョなどに合わせるのに適しているそう
 
 
 
これに4gのMRCを加えると・・・
 
 
ほんの少しだけ甘みが出て飲みやすくなります
 
 
こちらはアペリティフなどに
 
 
 
そして8gまで加えると・・・
 
 
もっともっと果実の甘みが感じられどんな料理にも合わせやすくなります
 
 
12gまで加えると甘みが増しデザートなどに適してきます
 
 
まるで科学のような実験
 
 
 
 
ワインを造るとき、ドゥノワ氏はいつも消費者のことを考えながらワイン造りをしています
 
 
例えばアメリカは甘いものを飲む習慣があることから
 
少し甘めのワインがウケるので
 
MRCを多めに入れてワインを造っているそうです
 
 
 その他ほぼ全種類のワインを試飲
 
 
取り扱いのあるサント・マリー’13,'14

 
グリエしたくるみの香りから口に含むと一変
 
果実味がふわっと広がる味わいはどのビンテージでも共通しています
 
 
彼の泡も好きですが個人的には一番好きなワインです
 
 
 
’12,'13,'14の飲み比べ
 
 
まだ輸入はしたことはないのですが赤もあります
 
 
こちらは全てピノ・ノワールのヴィンテージ違い
 
 
 
 
泡も含めSO2無添加のものも多いのですが
 
それでも安定している彼のワインはいつ飲んでも
 
どこで誰が飲んでも美味しい!といってしまうワインばかり
 
 
ゆくゆくは全種類のワインを日本で販売していきたいです
 
 
 
美味しいランチを御馳走になったあとは
 
 
葡萄畑へ
 
 
この日、最後のカベルネ・ソーヴィニヨンの収穫がされており
 
 
念願のヴァンダンジュ体験です!
かがまなくてすむ高さなのが腰に負担がかからなくていいです
 
 
 
もちろん全て手積みです
 
 
 
 
これが数年後にはワインになるなんて・・・感激!
 


ドゥノワ氏

 
最後の収穫ということもあり
 
 
バタバタなのにも関わらず
 
丁寧にこうやって切るんだよ~と教えてくれました
 
 
中にはスペインからこの時期手伝いに来ている女性もいらっしゃいました
 
 

 
収穫された葡萄の中にはてんとう虫が!無農薬の畑というのがわかります


 収穫後はワインがどのようにできるかという全工程を見せてもらいました
 
 
発酵途中の葡萄を試食
 
 
噛むとシュワっとしていて発酵しているのが分かります


この中に落ちたら間違いなく死んでしまう!すごい匂いです


搾って発酵途中のシラーも試飲
 
まだほんのり甘みがあります

 


アンフォラ熟成のワインも

シャッターチャンスを何度もくれたドゥノワ氏

シャルドネはほんのり甘く林檎ジュースのよう



彼はシャンパンメゾンの6代目を引き継ぐことを放棄し
 
 
リムーでシャンパンに負けない泡を造り続けています
 
 
『 若気の至りというのかな・・・
 
その頃の私は親への反発心が強くてね
 
そのまま普通に決められた人生を歩みたくなかったんだ 』
 
 
とドゥノワ氏
 
 
彼自身シャンパンは大好きで年に何回かシャンパン地方に行き
 
 
シャンパンを買い付けては常に自分の舌を確かめ
 
 
それ以上のクオリティーのものを造ろうと努力されています
 
 
 
彼のスローガンでもある
 
 
「私の星に従う!羊の群れに従うのではなく!」
 
 
彼のワインに対する熱い思い
 
 
そしてそれへの追求心は
 
 
彼の造るワインにそのまま映しだされているように感じます
 
 
最後はワンちゃんとお見送り
 
 
今後も彼のワインに期待です!!
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 


2015年11月16日月曜日

ルネ・ジャン登場


珍しく銀座で飲み。
3軒目に寄ったビストロでこの日来日中のある人に連絡。
夜もすでに11時近くでしたが近所で飲んでるということで合流しました。

”ルネ・ジャン・ダール”


ご存知ダール・エ・リボの当主。
相変わらずな豪快ぶりと明るい性格で
シェフも含め大盛り上がり。


クローズ・エルミタージュ片手にご機嫌なルネ・ジャン。
気が付くと既に2時を回っておりました。

因みにこのビストロはオープンして数ヶ月ですが
既に予約の取れないビストロになっているようです。
名前は伏せますが有名イタリアンの跡地にあります。

24日迄の滞在で次の日から日本行脚。
無事に起きられたのでしょうか。。。

著SHO


2015年11月13日金曜日

2度目の登場”フィリップ・デルメ”


2度目の訪問でしたが迷いに迷いました~。
土地勘がないとこういうことがたまに起こります。
ナヴィを頼りにぐるぐる。
なんか記憶の場所と違うな~と思いつつ
予定をかなりオーバーしてようやく辿り着いたのが

”フィリップ・デルメ!”


今ノリノリの生産者の一人です。
元数学者とは思えない豪快な人です。


今年は9月に雨が降って廻りの生産者はあせって収穫を始めたそうですが
フィリップはそんなことは何処吹く風。
10月上旬の時点でまだ収穫してない区画があるよう。


今ゆっくりと搾っているシュナン。
この圧搾機を使うと綺麗なジュースが搾れます。


こちらはグロロー。
圧搾前のタンク内部。

試飲
現在弊社のワインは”Ca Faye 11”。
すなわちアルコール11度ですが
14年は”Ca Faye 13”アルコール13度になりました。
これは年によってそのアルコール度数にあわせて色々変わります。
右のワインは”キャラバン・パッス”めちゃ人気の白です。
石灰齧ったようなミネラル感はこの年も健在です。


左の方は今フィリップの手伝いをされています。

この日はお土産にパティアンスを頂きました。


ラベルが間に合っていなかった為急遽サインをもらい
このワインは弊社試飲会”VIN VIVANT”で
来場者の方々に試飲して頂きました。

フィリップのワインとしては結構お手頃な赤
”En Voiture Simone”グロロー+フランが年明けに初リリース。
もちろん”Ca Faye 13”もやってきます。

お楽しみに!!

著SHO

2015年11月12日木曜日

レイヨンのたまり場


この町の自然派生産者のたまり場のようです。

”オーベルジュ・デュ・レイヨン”



ランチの場所をニコラに聞いたところこちらがいいということで
お邪魔してみました。
なんせ小さな町の為食事をするところもほとんどありません。
やはり地元の情報は地元の方に


ご覧の通りヴァン・ナチュレルの文字が!


店内の棚には自然派のボトルが並んでおります。


お昼ということとまだまだ訪問を控えている為
ここでは食事だけで。。。

レゲエの格好の無口なお兄さんが食事担当のようです。
多分ですがアフリカ系だと思われますので
料理もそんな感じです。

手羽煮込み

サーモンサラダ
味に関しましては。。。う~ん って感じですかね。

オーヴェルジュなので2階に泊まることが出来るようです。

食事の最中に表の道を収穫した葡萄を運ぶトラックが
頻繁に行き来しておりました。
収穫を終えひと段落した生産者達が
夜な夜なここに集まってくるかも知れません。

著SHO

2015年11月9日月曜日

地方の町で肉を食す

この日は日曜日ということで次の日の訪問先の近くの町へ移動

”ヴァランシエンヌ”

日本のトヨタ自動車の工場がある町として知られているようです。



カメラを向けると陽気なおっちゃんが手を上げて答えてくれました。
都会とは言えない小さな町ですが日曜日の割には
レストランやカフェなど幾つか営業していました。

特に目当てのレストランは無かった為ホテルのフロントで確認したところ
こちらがお勧めということでしたので・・・

”Au Bon Fermier”

上はホテルになっているようです。
奥に通されるとまず目に入ったのが

グリル台です。
ちょっと遠目で見難いですがスタッフの方数名いらっしゃるところで
お肉を焼いています。


町を歩いてる時は特にレストランに期待もせずでしたが
店にはいってみると料理には期待が高まってきました**
 
牛タンを使った前菜
シェーヴルのサラダ仕立て
特にどうと言うわけではありませんが期待ぜずの訪問だった為
結構満足度高く感じます。
またサーヴィスのおばちゃんが優しく和みます。

メインはそれぞれグリル料理をチョイス





付け合せは大して変わりませんが、とにかく肉を食べる!!って感じの
ビストロ料理を堪能した夕食となりました。

この町に行かれる方は少ないと思いますが
駅から歩いて15分程度と少々距離はありますが
食べることに興味がある人は駅前で済ませるより
こちらをお勧め致します。

著SHO