ル・アーブルの展示会から急いで戻って来てくれたジェラルド。
相変わらず精力的に動き回っているようです。
入り口の看板 |
ジェラルド・ウストリック |
昨年の訪問も覚えてくれていたようで、笑顔で歓迎してくれました。
戻って来るなり早速ワインの試飲へ。
樽熟中のラルマンドを試飲。樽ごとに味の違いは顕著。
これをブレンドしジェラルド好みの味へと仕上げていきます。
試飲ワイン |
えしまくり。ワインも寒さのせいか若干閉じ気味。
しかし彼の造る彼しか表現できないワインの味わいは健在。独自の雰囲気を
醸し出しております。
そしてこの日はジェラルドから畑を分けてもらい初リリースをした生産者
”シルヴァン・ボック”氏がいました。
シルヴァン・ボック |
元ジェラルドの畑から造られているとは思えないほど全くニュアンが違いました。
シルヴァンの白ワインは硬質的で酸が特徴的。石灰を噛んでるようなミネラル。
ジェラルドの白ワインとは対照的。
まだまだ市場に出回っていないと思われた彼のワインは、後日訪れた2軒の
パリの自然派レストランに既にオンリストされておりました。
個性的なエチケット |
ジェラルドを慕って色々な所から勉強に来てます。
しかし彼と似たワインを造る訳ではなく、且つジェラルドも自分のスタイルを
押し付ける事無くそれぞれのワインをリスペクトしています。
これからも色々な生産者が彼の人間性を慕い、集まり、そしてこの世界を
盛り上げっていってくれることでしょう。