2014年12月3日水曜日

佐渡で再出発


ようやく念願が叶い訪問出来ました!!

場所は佐渡島。場所を聞いてピンときた方は自然派好きには
沢山いらっしゃるのでは?
そうですジャン・マルク・ブリニョ、聡美夫妻に会いに行ってきました。


2012年よりこの地に引っ越され今はレストラン
”La Barque de Dionysos”
を週末の木、金、土曜日のみ営業されております。



夜になるとこの近所は住宅街の為ひっそりと静まり返り、
家から漏れる明かりだけ。
お店には看板がない為初めての方は少々迷ってしまうかも。
私達も最初わからず不審者のようにうろうろしてしまいました。
運よく近所の方が案内して下さり無事に到着。


店内は明るく手造り感満載でとっても落ち着く空間となっていました。
着くなり奥様の聡美さんとブリニョさんが温かくお出迎え。


ワインのストックは奥の蔵に保存されており、
そこに案内頂き好きなワインをチョイス。

現在ブリニョさん自身の畑は転売されている為
ネゴシアンブランド”VINI BRATO”のアルザスワイン”DIMEZ”を。

VINI BRATOのアルザスは初めて頂きましたがまさにブリニョワイン!
アルザスらしさを備えながらも
しっかりとしたボリュームと若干の酸化のニュアンス。
時間が経つと逆に酸化のニュアンスが減り純粋な酸とミネラルが
溢れてきます。750mlでは物足りずマグナムボトル位の量を
ゆっくりと楽しみたくなる味わいでした。

自家製パン



ブリニョさんが釣ったイナダ
料理は主に聡美さんが担当。
他にも色々頂きましが、ブリニョさんとの話に夢中で
この2枚しか撮っていませんでした。


勿論料理は地元で取れたものばかり。
牡蠣の養殖も行われていてそちらも頂きました。

翌日はようやく見つけた畑へ案内して頂きました。

お店の前はこんな感じで日本海
今はこんな感じ

元々ここには沢山の杉が植えられていた為
今はユンボを使って抜いているところのようです。
当然ブリニョさんは機械は一切使わないので、
杉を抜くだけの為にこのユンボはやって来ました。

ちらっと見えますがお隣は墓地になってます。


土壌はふかふかで回りには畑など何もない場所。
彼が目指す葡萄を造るには最適の場所と言えそうです。

2015年の春に葡萄(甲州種)を植え始める予定で、
ワインが出来るのは早くても5年後位になるということです。

フランスで生まれ育った人が佐渡でワイン造り。
人生とは何が起こるかわかりません。

彼のワインを口にすれば私のワイン人生も変わってしまうかも!?
今から楽しみです!!