”パン・ド・ロデヴ”
この名前を知ってる方はかなりのパン通かも。。。
南仏ラングドック地方のロデヴ(Lodève)の町に古くから伝わる計量も成形も
されずに焼くことで知られているパンです。
パイヤス(パン籠)の中で発酵されることから、パン・パイヤスとも呼ばれているそう。
実は今このパンを見直す為普及委員会が設立され、
パン業界では超重鎮の3名が定期的に講習会などを開催されております。
今回行われた会の講師は
長年帝国ホテルで働かれ、現在は千葉で自身のお店を経営されておられる
金林氏です。(ボワ・ドール オーナー)
食感は外はサクッ中はしっとり。
噛んでいくと甘みが生まれ本当においしいパンです。
この会の技術顧問の方々は、このパンを正しく日本に普及させていくことを目標に、
10年という歳月を懸けて色々な行事を行っていかれるそうです。
ちなみに私もなぜか理事に選ばれており、ワインの分野で協力をさせて頂いております。
一般の方と共にパンを作った後、みんなでそのパンを食べながら
軽い食事とワインで乾杯です。
本日のワインは”クレマン・ド・ロワール ドメーヌ・デ・ウアー”
シュヴェルニの地でビオディナミ農法を行いながら
自然なワインを造り続けている家族経営のドメーヌです。
シャンパン製法に感じるトースト香とベストマッチ!
皆様もこのパンを見かけたら一度チャレンジして見て下さい!!