2016年8月22日月曜日

断念せず◎

遅れ遅れて2時間。
「いつ来るの!」と奥様からお怒りの電話もあり
今回はあきらめたほうが良いかな~と思いながらも
とりあえず訪問。
”DOMAINE DE LA BANJOULIÈRE”
ご主人はまだ外出中ということで奥様がお出迎え。
お電話ではかなーり怒ってるかなと思いましたが
いざ会ってみるとニコニコ笑顔で迎えてくれました。

2011年よりビオで始め現在は無添加で
赤2キュヴェ、白1キュヴェを造っています。

垂直型のプレス機を使ってゆっくりと絞ります。
可愛らしい絵の描かれたこちらのコンクリートタンクは
カリニャンに使われています。
写真真ん中のワイン”Le Prairie”は
結構マイナーな葡萄品種aramonを使っており
特徴は大きな葉に大きな実で皮が薄く酸味が強めの品種。
タイプ的にはGAMAY系になるでしょうか、まさに薄旨!です。

白の”Le Blanc”2éme miseです。最初の瓶詰め分はすでに完売。

開けた時は割りとフレッシュでちょいガスでしたが
抜栓後約1時間畑見学して帰って来た時はこんな色。
色酸化はすすんでますが味わいはエキゾチックな
オレンジワインを思わすような印象。
ヴァルマンティーノのフローラルな香りと
グルナッシュ・ブランの苦味がそんなニュアンスを感じさせているようです。

ラングドックの地でドイツ人の奥様と2人で45haを管理。
もの静かなお二人が造るワインは力強さよりしっとりと
染み入る気持ちの良い味わい。
奥様とSébastien Benoit Poujad
入荷はもう少し先ですがヒットの予感です!!
著SHO