2013年9月19日木曜日

恵比寿 サリーヴ


少々敷居の高い青山にあるフレンチ ”ロー・ア・ラ・ブッシュ” のお料理を

もう少し気軽に食べていただこうと誕生したレストラン

”サリーヴ”



恵比寿駅から動く歩道に乗りガーデンプレイスを目指します。

ガーデンプレイスの手前の橋を渡って道沿いに歩けば

看板が左手に見えてきます。




お店の手前ではこんな看板がお出迎え。




オープンキッチンで落ち着いた店内。

全体的にゆったりとした間取りになってますので

落ち着いて食事をすることが出来ます。


ユーロカーヴは2台稼働中。

ソムリエールの佐野さんが選んだワインがゆっくりと熟成中です。

フランスを中心に個性豊かなワインが取り揃えてあり、

お好みにあったワインをちゃんと選んでもらえます。


高級レストランが多い地域にありながら

料理、ワインともビストロ価格で楽しめるレストラン。

セレブ気分でゆったりとした時間が楽しめる希少な隠れ家ビストロです。


bar a vin Salive
目黒区三田1-12-24 MT3ビル1F
03-5725-1150




2013年9月18日水曜日

美味しくて飲みたくて『もう我慢できない!!』という名のワイン


コート・デュ・ローヌ・ヴィザン村のドメーヌ・フロランヌをご紹介。
もう日仏の定番ローヌとなっているこのキュヴェ・アンパシアンス。
フランソワとアドリアン・ファーブル親子が19992000年にかけて醸造所を設立。
ラストーやケランヌの裏山を北側に越えたヴィザンやサン・モーリスの村々はあまり
日本では有名ではないが、どっこい畑の持つポテンシャルは素晴らしい!
 
かねてより環境に配慮し、除草剤や化学肥料を使用しない自然派な栽培方法で
ワイン作りを行ってきましたが、2012年ヴィンテージよりオーガニック認証を取り、
ラベルにはABマークがお目見えです。

 
フロントラベルは、かわいい蓮の花とタンポポの綿毛が印象的。
自然を愛するオーナーの想いが形になったラベル。
 




 
 
 
「アンパシアンス=Impatiens」とはフランス語の「我慢できない=Impatience」から着想を得た造語。
美味しくって飲みたくって、待ち遠しくって、もう我慢できない!!!
そんなお茶目なネーミング。
どんなに美味しいの?!そんなに美味しいの?!一度飲んでみたくなります♪
 
話はそれますが、フランス語の単語1つに日本語のコメントが添えられるという
構成になっている「サンタクロースの辞典」という絵本の中にもありました。
アンパシアンス♪
 


 
 
 
 
 

ドメーヌにとってオーガニック認証を得て新たな出発となる2012年ヴィンテージ。
このヴィンテージについてドメーヌにインタビューをしてみました。
 
 
Q;2012年(オーガニック認定ファーストイヤー)はどんなヴィンテージ?
オーガニックの正式認定をこの2012年以降受けたからと言って大きな変化は特にありません。今までと同じように畑の仕事をし、ワインを醸造してきていますから。
 
Q:一般的に2012年は南ローヌでは低収量で凝縮感のある濃厚な仕上がりと言われているが?
私達の地域ではそれは少々異なります。収穫量は2011とほぼ同じ、満足できる年でした。凝縮感もそれなりにあります。20062009の中間ぐらいという感です。味わいにおいては、もちろんヴィンテージのもたらす部分もあると考えますが、ドメーヌ全体のワインの味わいによりフレッシュさとエレガントさが加わり、バランスが取れてきていると思います。
2012年はアルコール度数も例年より少々低めになりました。これは温暖化の影響が感じられる中でとても喜ばしいことです。より具体的に話すと、今までおおよそ糖度16%でブドウがしっかり熟し収穫されてきていたのが、この2012年は14-15%で種や茎部分までが十分に熟し、収穫できました。この差は大きいです。畑の仕事が効果をもたらしてきていると思います。
  
Q:日本のお客様へのメッセージ
いつも私達のワインをご愛飲くださってどうも有り難うございます。2012年は、繊細かつ柔らかなタンニン、例年に比べて低めのアルコール度数とフレッシュな果実味がもたらすバランスのよい仕上がりで、きっと日本の皆様に喜んでいただけると思います。アンパシアンスは普段のお食事にあわせやすい、気軽に美味しく飲めるワインです。暑い時期であれば少し冷やしても美味しいですし、涼しい時期は冷やさずに(暖房など入っていない部屋の)室温でお飲みください。
あわせる食べ物はトマトソースのパスタでも、グリルした肉など、またはアペリティフにちょっとしたおつまみと一緒に1杯でも2杯でもどうぞ!
 
 
2012年は今までの畑での丁寧な仕事に成果が現れ始めた様子。これから秋が深まるにつれ、食欲の秋・・・ますますワインが飲みたくなりますね。
 
 
うーん!アンパシアンス!!


2013年8月27日火曜日

ボジョレーヌーヴォー2013 ドメーヌ・ペール

早いものでもうボジョレーヌーヴォーの話題。
日仏は2007年に出会って以来ドメーヌ・ペールのボジョレーヌーヴォー一筋です!

ドメーヌ・ペールは1900年から続く歴史あるドメーヌで、
ビオロジック農法には2004年から本格的に取り組んでいます。
殺虫剤、除草剤、化学肥料はもちろん使用せず、
自然を尊重したビオロジック農法で栽培されたブドウはいきいきとしています。
畑には色とりどりの花が咲き、虫たちも自由に飛びまわり
それぞれがそれぞれの役割を果たすことで自然の力でブドウが育つという仕組み。
人間が余計な物を加えなくてもいいんですね!
                     
                 
 
 


その品質は各方面から定評があり、あの自然派ワイン界のカリスマ
ヤン・ロエル氏がドメーヌ・ペールのワインを樽で購入していたり、
フランスの国民的新聞「フィガロ」誌は、 「一瞬たりともためらうことはない。
うまいなんていうものではない!素晴らしい!の一言に尽きる」と評価していたり。。。

実際このワインを採用するに至った経緯も、
我々日仏スタッフが新しいボジョレーのワインを探したい!と
何本かのボジョレーワインを取り寄せ試飲を行った結果、
全員満場一致でドメーヌ・ペールのワインを選んだという!
そんな出会いからだったのです。
もちろん試飲前はまだこの様な評価を全く知りませんでした。

ちなみに昨年のヌーヴォーは・・・
甘くふくよかな果実香
ヌーヴォーといってもしっかりとした濃い色合いで滑らかさのある口当たり
フレッシュでピュアな果実味、けれども決して酸味先行ではなく
ブルーベリーや生チョコのようなまったり感もあり
スミレのような香りも感じられる・・・ そんな印象でした。

今年のヌーヴォーは・・・
8/20時点のペールさんからの速報によると、
ブドウが色づき始めたそうです。
病気なども発生せず良好な収穫が望めそう!とのことです。
収穫は9月末を予定しているそうなので、引き続きブドウ達の成長を
影ながら願う日々となりそうです。

最後に、ドメーヌ・ペールのヌーヴォー収穫風景を少し・・・・

 




 

 

2013年8月23日金曜日

待ってました~


ようやくサヴォワから新しい仲間が到着しました。




CELLIER DES CRAY CUVÉE RAIPOUMPOU
                                                                   
こちらのワインは3月にパリで食事をした”CHÂTEAUBRIAND”というレストランで

一目惚れしたワインです。

その時注文したギャルソンさん曰く「丁度昨日入荷したところだよ!」

ということで、まさに運命を感じた1本でした。



キャップシールは見た目昔ながらのスタイル(ゴム入りタイプ)。

現地で飲んだイメージですが、軽い粘着性がありながらもするっと流れ

塩分を感じるミネラリーな味わいは、ピシッと1本筋の通ったイメージで

雑味を感じさせない非常に実直でまじめな印象。

他にも幾つかアイテムを生産されていますが、こちらから確認したところ

残っていたのはこのキュヴェだけでしかも240本のみのチョ~貴重品。




ちょっとズングリしたボトルもキュートです。


2006年にAdrian Berlioz氏が始めたドメーヌで、2.5haだった畑は現在4ha。

りんご栽培や蜂蜜も手掛けているBerlioz夫妻。

今後も見守り続けたい新しい生産者発見です!!




 



2013年8月13日火曜日

危険なラベル


なかなかネタがないブログですが

今回はちょっと変わったラベルのワインのご紹介。

これは普通に販売されても問題ないのでしょか?




ファビアン・ジューヴ氏がカオールで造っているワイン

”MAS DEL PÉRIÉ  YOU F○CK MY WINE?!”

という名前のワイン。(さすがにストレートに書けません。。。)

名前の由来はジュランソン・ノワールと呼ばれる品種をこよなく愛するファビアン。

しかしINAOがファビアンに「ジュランソン・ノワールでワインを造るな!」

と指摘し、その言葉に怒りを覚え、ロバート・デ・ニーロのファンであった

ファビアンは、彼の映画”DID YOU F○CK MY WIFE?”にヒントを得て

この名前を名付けたそうです。INAOに対する反抗の意味なんですね。

ビオディナミ農法で造られており醸造も完全に自然派。

カオールにしてはなめらかで酸を兼ね備えた素晴らしいバランス。


そしてこんなラベルも

”TU VIN PLUS AUX SOIREES。。。”

こちらもワイン名にも描かれているお面にも意味があります。

説明は長くなるのとブログで表現するには過激すぎる為

割愛させて頂きます。ただフランスのテレビ番組に由来しております。

フランスに住まれていた方はピンと来る方がいるかもです。


実はこれらのワインは在庫少量の入荷。

人気次第では今後も続けてみたいワインですね。

どちらにしてもこのキワ物のラベルを作って世に送り出す

ファビアンに会ってみたいと思うのは私だけでしょうか・・・。

2013年8月2日金曜日

予約が取れない店 "トリウオ"

 


神戸、そして東京にも展開している
 
鶏と魚とワインが楽しめるお店
 
『トリウオ』
 
 
予約が取りにくいことでも有名で
 
いつ訪れても満席!
 
一週間前から張り切って予約を入れ
 
行って来ました♪

 
今日は神戸で大人気のお店
 
『Toliuo トリウオ本店』

のご紹介です



まずは付き出し
 
『自家製!クリームチーズムース』
 
サクッサクのバゲットと一緒にいただきます




魚に足が…!まさにトリウオ!!(鶏魚)

お次は名物の
 
『気まぐれタパスの盛り合わせ』



2名様分1000円! コスパ高いです!!
 
 カボチャのバニラ風味や
 
卵のアンチョビソース
 
手羽先のスモーク などなど
 
どれも手の込んだ料理ばかり
 
 こちらはシェフの気まぐれで
 
その日に仕入れた食材によって変わるよう…
 
毎回何が出てくるのか楽しみになります
 


『特選!赤鶏もも肉の たたき』
 
 
こちらは大根おろしとポン酢でいただきます
 
火加減がなんとも絶妙!!
 
生でも食べられる新鮮な淡路の朝引き鶏
 
ヤミツキになること間違いなしです
 

 
 
『冷製トマトのカッペリーニ トマトコンソメのジュレ』
 
夏の〆にもってこいの冷静パスタです
 
 
チーズとお酒のあての盛り合わせ
 店長と仲良くなれば
飲み比べもさせていただけるかも?!
 
 
そしてなんといっても
 
こちらで楽しめるのがワイン
 
お手ごろな価格で様々な種類のワインが楽しめます
 
 
じっくり時間をかけて作り上げられた
 
『しっとりガトーショコラ』 
 
デザートとしてもワインのお供としても◎
 
好みに応じてワインもお料理も出してくれるので
 
安心しておまかせできます
 
 
そして最後はデザート
 
 

 
 『フォンダンチーズケーキ バニラアイス添え』
 
 フォンダンといえば、ショコラ…
 
いえいえ、こちらのチーズケーキ
 
食べた瞬間に衝撃を受けます!
 
あっつあつのとろーりとろけるフォンダンに
 
冷たいアイスとのコントラストが最高の一品です
 
 
 
旧居留地近くの一角にある隠れ家的存在
 
ぜひ美味しいタパスとワインが飲みたくなった際には
 
ふらりと寄られてみては?
 
 
 
 
【Yakitori&tapas Toliuo 本店】
 
住所:神戸市中央区三宮町2-5-6 NKビル2F
電話:078-391-1454
営業時間:17:30~24:00(無休)
 予約がベター
 



 
 
 
 
 
 


2013年7月24日水曜日

荻窪 ナトワ


熱い注目を浴びる中央線 別名グルメ線!(そんな呼び名ありませんが・・・)

その位各駅ごとに注目のお店が沢山存在しております。

今日はその中でも注目スポットの一つ、荻窪で下車です。

荻窪駅西口出口から歩いて5~6分

ワイン*サカナ ナトワ”さんに到着です。








お店はB1。

階段沿いにはワインボトルがずらり。

お店に入るまでにその気にさせてくれます。



入り口は狭いですが中に入ると奥行きがあり、

ゆったりと食事を楽しむ事が出来そうです。


かる~くワインとおつまみの方にはカウンターも。

オープンして4年。落ち着きが出てきた店内。

荻窪の街にしっかりと根付いてきた感じです。


この日は土用丑の日。東口の川勢さんでうなぎを購入。

仕事も食欲も満たされた1日でございました。

ワイン*サカナ ナトワ
杉並区荻窪5-10-21 B1F
03-6915-1334
火曜休み